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REDS COLUMN
2026年06月26日

達成できなかった目標と掴んだもの 浦和レッズのJ1百年構想リーグを振り返る

目標は「優勝」しかなかった J1百年構想リーグ。J1の20クラブを10クラブずつ東西2グループに分け、それぞれホーム&アウェイのリーグを行った結果、1位クラブ同士がプレーオフで優勝を争う。 1993年に10クラブ体制だったJリーグが、1stステージ、2ndステージを戦った後、それぞれの優勝クラブがチャンピオンシップで年間優勝を争ったのと似ていた。 違うのは、百年構想リーグでは1位クラブだけでなく、2位~10位クラブもプレーオフを行い、総合3位~20位を決めること。そして1位クラブのプレーオフ優勝クラブにJリーグチャンピオンの称号が与えられないことだった。同時に、試合出場や得点も「J1リーグ」のものとしては積み上げられない。 ただし、上位の賞金とは別に、地域リーグラウンドでの勝利や最終順位に応じた「特別助成金」が提供された。 そして優勝クラブにACLEへの出場権が与えられた。(シーズン途中に準優勝クラブにも、ACLEインダイレクト※出場権が与えられること が発表された) これこそ浦和レッズがこの大会の目標として掲げたプライズだった。 ※ACL Eliteプレリミナリーステージ(PS)から出場し、PSで勝利した場合は、ACL Elite リーグステージに出場、敗退した場合はACL Twoグループステージから出場する枠 FIFAクラブワールドカップ。もう一度、あの舞台に戻る。そのためにアジア制覇を。そこへの切符を――。 J1百年構想リーグに参加した20クラブのうち最も一人ひとりの選手とファン・サポーターが、アジアへの挑戦権を希求していたのは浦和レッズだったことは間違いないだろう。2025年6月にアメリカで悔しさに唇をかみしめてから、まだ1年も経っていなかったのだから。 沖縄トレーニングキャンプでの日々の練習や、開幕を前にした選手たちのコメントからもそれは伝わってきた。 そして地域リーグラウンドでの戦いぶりからも。 開幕5試合で見えた光と影 2025シーズンと同じく開幕から3試合連続アウェイ。昨季は3試合で勝ち点2しか挙げられず、いきなり重い荷物を背負ったスタートとなった。今季は18試合の短期決戦だから、昨季と同等の成績では命取りになると思われたが、結果は違った。 3試合連続で先制。第2節のFC東京戦では追いつかれPK戦で敗れたが、開幕のジェフユナイテッド市原・千葉戦と第3節の横浜F・マリノス戦は追加点を奪い2-0で勝利した。 ホーム開幕の鹿島アントラーズ戦は2点を先行しながら逆転負けしたが、第5節の水戸ホーリーホック戦はまたも2-0で勝利した。 開幕5試合で勝ち点10は、優勝を争えるペース。鹿島にはアウェイで借りを返せばいい。選手もファン・サポーターも意気軒昂だった。 この5試合に、今季の傾向が表れていた。 ポジティブな点では、5試合すべてで先制していること。サッカーにおける先制点の重要性は言うまでもない。 一方、ネガティブなことでは、失点の時間帯が気になった。5試合のうち、FC東京に同点弾を決められたのは90+3分。3失点した鹿島戦は前半終了近くの45分と、55分、そして90分だった。この2試...


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