15日、髙橋利樹選手(24歳)がロアッソ熊本から完全移籍で加入することが発表された。 埼玉県さいたま市出身であり、大宮南ウイングス、HAN FC、埼玉栄高校とさいたまのチームで成長し続けてきた髙橋だが、プロになってから3年間のうち2年間はJ3リーグ、昨年はJ2リーグでプレー。浦和レッズとの対戦経験はない。 そんな髙橋は一体どんな選手なのか、ロアッソ熊本の前身であるロッソ熊本が編成された2005年から取材を重ね、サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』などに寄稿されている井芹貴志さんに聞いた。 「ロアッソ熊本がJ1参入プレーオフを勝ち上がって昇格することがベストでしたが、今年の活躍次第で髙橋選手がJ1クラブに移籍するかもしれないということは、昨年のJ3リーグが終わった時点で感じていました」 井芹さんにとって、髙橋のレッズ加入は青天の霹靂ではなかった。 「プロ1年目だった2020年は9ゴールを挙げ、昨年は8ゴールと減りましたが、チームでやろうとしている前からボールを奪いに行く戦いの中での貢献度は非常に高かったです。J3リーグで優勝争いをしていれば、J2クラブの強化担当の目には止まるでしょうし、J2リーグで活躍すればJ1リーグ...

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