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REDS COLUMN
2021年10月05日

『決勝ゴール』後と日ごろの振る舞いの理由

そのとき、塩田仁史はピッチを指しながら叫んでいた。 9月5日にアウェイの等々力陸上競技場で行われたJリーグ YBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦 川崎フロンターレ戦。後半のアディショナルタイムに入った時点で、2戦合計4-3。浦和レッズはビハインドを背負っていた。 提示されたアディショナルタイムは4分。江坂 任がCKの助走に入ったとき、アディショナルタイムは3分を経過していた。 ゴール前で槙野が競り合う。ファーに流れたボールをショルツが折り返す。キャスパーがヘディングシュートを放つ。GKが弾くと、こぼれ球を槙野が押し込んだ。 一度は2点のビハインドを背負いながら追いついた。その試合としてでも、2試合の合計でも同点ゴールではあったが、アウェイゴールの差で逆転した。 槙野はゴールの裏を通り、全身で喜びを表現しながらベンチへ向かった。歓喜の輪ができる。選手やスタッフの声にならないような声がスタジアムに響いた。 だが、歓喜の輪に塩田は入らなかった。 その際の様子を問われた塩田にはしかし、自覚がなかった。 「何かやっちゃいましたか?騒ぎすぎましたかね?」 真逆である。騒ぐどころか、冷静にピッチに指示を送っていたのだ。 「ああ、確かに」 そのときの様子をより具体的に問い直されると、塩田はそれまでの照れ臭さが混じった柔和な笑顔を消した。 「レッズも過去に1回あったと思いますが、昔からそういう映像を見ていました。フロンターレ...


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