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REDS COLUMN
2022年01月30日

2人で未来のレッズを担う存在へ。プロに挑む18歳コンビ

木原 励と工藤孝太。選手が大幅に入れ替わった2022シーズンの浦和レッズに、2人の高卒ルーキーが加入した。 「昨季はチーム最年少でやってきて、同級生がいてほしいと思っていました。木原選手が来てくれてうれしいですし、これからピッチ内外で楽しみです」 そう話したのは、昨季、高校3年生ながらプロ契約を締結し、シーズンの多くをトップチームで過ごした工藤だった。 木原も同調する。 「1年目で同い年がいてくれて、いろいろなことが話しやすいですし、気持ちが楽になります。同級生がいないところにいくことも嫌ではないですが、埼玉のことも全然分かりませんし、工藤選手が言ったようにサッカー以外のところでも楽しみなことが多いです」 沖縄でのトレーニングキャンプはコロナ禍によって行動がかなり制限されているが、トレーニング前後は共に行動することが多く、普段は名前で呼び合う。そんな2人の関係性はどうなのか。 「最高っす」 真顔で話す工藤を見ながら、木原が微笑む。ほんの少しの間を空け、工藤も破顔した。 18歳。今年4月から『成年』とされる年齢であるが、まだ高校生。ピッチを離れれば、その表情にはあどけなさが残る。 1月12日、埼玉スタジアムで他10名のチームメートとともに、新加入選手記者会見に臨んだ2人。だが、ともにまっさらな状態からのスタートではない。両者ともに昨季からレッズでのプレーを経験していた。 工藤は4月21日にアウェイのニッパツ三ツ沢球技場で行われたJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第3節 横浜FC戦でクラブ史上最年少となるフル出場を果たし、5月にはプロ契約を締結。ユースの活動にも参加したが、多くの日々をトップチームで過ごした。 だからその言葉は少し、新人離れしている。 「プロ1年目という捉え方もできますが、僕としては2年目と捉えています。昨季以上に試合に絡んでいかなければいけないと感じています。センターバックは僕を含めて5人いますが、競争に勝っていかなければいけないという危機感を持ってやらなければ...


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