【馬渡和彰】 (徳島ヴォルティス時以来、リカルド ロドリゲス監督の下でプレーする心境は？) 「徳島では、とても充実した1年間を過ごすことができました。浦和レッズという素晴らしいクラブで再会できて、本当にうれしく思っています」 (リカルド監督から、何か伝えられたことはあるのか？) 「自分の特長としては両サイドができるというところで、試合中のポジションの変更や、試合の状況に応じて柔軟に変化していけることは評価してもらえていますし、そういう選手がチームに必要ということは言ってもらえました。また、『徳島のときのような輝き、それ以上の輝きが浦和レッズでは求められるよ。レッズでは勝つことが求められるから、徳島のとき以上の活躍が求められるよ』と、今朝言われました(笑)」 (馬渡選手は昨年まで計7チームを渡り歩いてきたが、昨年はキャリアハイの41試合に出場して安住の地と思われたところから、厳しい挑戦が待っていると思われるレッズに移籍した最大の理由は？) 「自分のキャリアとしてはJ3リーグからスタートしたので、厳しい環境に身を置くことは、サッカー人生では常に挑戦ですし、トライしていく人生だと思っています。今回は、今おっしゃられたように、大宮(アルディージャ)で安住の地ではないですが、自分が複数年いて、自分のチームを作り上げるという意気込みで加入しましたが、浦和レッズから素晴らしいオファーをいただいて、J1リーグでプレーできる、タイトルを目指していけるチャンスが目の前に転がってきましたので、本当に悩みましたが、自分の人生は挑戦、自分のキャリアが浦和レッズでうまくいかず、選手寿命が短くなったとしても、このチャレンジをしなかったらサッカー選手を終えたときに後悔すると思ったので、本当にいろいろな人と話しながら、チャレンジすることを決めました」 (浦和のジャージを来てみて、どのような印象を持っているか？) 「浦和レッズというクラブは歴史も長いですし、そのユニフォームに袖を通すとことで、責任感をすごく感じました。そういうものはピッチで示していかないといけないですし、生半可なプレーはできません。攻守ともにレッズの選手として、ちゃんとした行動を心掛けていきたいです」 (リカルド監督の下では、右サイドと左サイドが頻繁に変わっていたと思うし、3バックのときはウイングバックもやり、4つくらいのポジションでプレーしていたと思うが、どのように対応していたのか？) 「考えてプレーすることが一つと、右サイドだからこう、左サイドだからとこう、これしかできない、ということはありません。どちらのサイドでも自分の強みを整理して出すことができますし、チームに何を求められているのかを整理しながらプレーしています。自分で考えながら、試合状況に応じて、相手も見ながらプレーしています」 (岩尾 憲選手がレッズに加入することが決まったときの心境は？どういうところを生かし合いながらチームを高めていきたいか？) 「岩尾選手が来てくれることは大変心強いです。ピッチ上の監督と言われるような選手ですので、監督のそばで自分のプレーの特長を出せるように、...

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