2020年06月09日
リターンコラム(9) 3年目の岩波が胸に秘める覚悟
編集長×編集長 リターンコラム
「REDS TOMORROW」の矢内由美子編集長と、「オフィシャル・マッチデー・プログラム」の清尾 淳編集長が、今シーズンの浦和レッズについて楽しみにしていることを、2人でやり取りします。
【矢内編集長から清尾編集長へ】
誰が言うまでもなく、ここ10年にわたって柏木陽介がレッズで司令塔の役割を担っているのは間違いない。攻撃時はもちろん、90分間のゲームコントロールは彼の得意とするところ。特に、チーム戦術が攻撃寄りなシーズンは彼の能力がより鮮明に浮かび上がる。
前回のコラムで清尾さんが『柏木のキャプテン再就任もあり?』と大胆な提言をしていたが、「なるほど」と思わず膝を打っている自分がいた。
確かに、いずれはまた見てみたい気がする。なぜなら、一度目とは違う思考で腕章を巻くであろうからだ…。
そんなふうに思っていると、すぐにピカピカの笑顔が妄想の上に覆い被さってきた。今季からキャプテンになった西川周作が既に良い味を出している。7月4日に再開することが決まったJ1リーグ、4年ぶりの優勝を目指するYBCルヴァンカップに向けて、背番号1が盤石のキャプテンとしてチームを一個の塊にしてくれるはずだ。
さて、リーグ再開の日程が...
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