2022年12月09日
【特別取材】大分番記者に聞く! 新加入 吉田 舜選手情報
GK吉田 舜選手(26)が、大分トリニータから浦和レッズに完全移籍で加入することが8日、発表された。
吉田選手は、2020年のJ1リーグ第13節(8月29日)、レッズ対大分戦でベンチメンバーになっているが、出場はなかった。それ以外に試合での接点はなく、埼玉県出身ながら、馴染みは薄い選手だ。
九州を中心に活動し、大分のオフィシャルサイトにも寄稿している、サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」の大分担当、ひぐらしひなつさんに、新たな仲間になる吉田選手について聞いてみた。
開口一番「吉田 舜ですか?」と言われたので、話が早かった。
吉田選手は法政大学を出て2019年にザスパクサツ群馬入り。3年ぶりのJ2復帰に貢献した。その実績を買われて、2020年に大分からオファーを受け、移籍した。J3からいきなりJ1への「個人昇格」だった。
ひぐらしさんは「これは持ってる人だな、と思いました。ルーキーでJ3リーグ34試合すべてに出場し群馬を昇格させているという実績は大きかったです」と語る。
しかし、出番はなかなか来なかった。
大分での公式戦初出場は2年目の2021年6月9日の天皇杯2回戦。昭和電工ドームにホンダロックSCを迎えた試合で、大分が2点を先行し優勢に試合を進めるが終盤2失点して、延長に持ち込まれてしまった。
「吉田選手が、足もとのミスで失点に絡んだ、というのがありま...
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