浦和レッズの2014シーズンが始動した。リーグ開幕に向けて大切になってくるのが、1年間を戦うための体作りだ。チームは始動日からハードなトレーニングに取り組んできた。そこで、その体作りのトレーニングの中心となってきた野崎信行アスレティックトレーナーに、シーズン前のトレーニングと今シーズンのテーマについてインタビューを行った。 ■実施しているトレーニングの概要を教えてください。 「去年まで『ザキトレ』と呼ばれていたものを実施していました。僕の名前が『ノザキ』なので通称となっていたのですが、今年からは『MSCトレーニング』という呼び名でやっています。MSCというのは、Mobility（可動性）、Stability（安定性）、Coordination（協調性）の頭文字をとったものです。目的は、ケガの予防とパフォーマンスアップです」 ■実際に、ケガの数は減っているのでしょうか？ 「2011年からこのトレーニングをスタートしましたが、この3年間で年間の実施回数は27回...

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