2016年10月06日
ボールがあれば、こころが通じる
2006年のJリーグ優勝、そして2007年のAFCチャンピオンズリーグ出場を機にアジアへと活動の場を広げ、これまでの10年間で延べ27ヵ国・地域、40都市で約7,000人の子供たちと交流してきた『ハートフルサッカーinアジア』。
この夏、16年間のプロサッカー選手人生のラスト3年あまりを過ごしたインドネシアに『里帰り』し、浦和レッズハートフルクラブの「こころを育む活動」を通じて、思い出の地に『恩返し』をしてきたのが、酒井友之コーチだ。
「2010年から約3年間、インドネシアの計4チームでプレーし、2014年から浦和レッズハートフルクラブのコーチになった僕にとって、今夏は3年ぶりのインドネシア訪問。街並みなども変わっておらず、とても懐かしい気持ちになりました」
笑顔でそう語る酒井コーチは、1979年6月、埼玉県三郷市生まれの37歳。ジェフユナイテッド市原のアカデミーに所属していた中学生の頃から年代別日本代表選手として世界舞台を踏んできたエリート選手だ。
ジェフ市原ユース在籍中の1997年にJリーグデビューを果たし、1998年にトップチームに昇格。2000年にはシドニー五輪にレギュラーとして出場したほか、A代表にも選ばれた。
名古...

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