2016年06月11日
vs鹿島 試合後 ミシャ監督・石井正忠監督(鹿島)
【ミシャ監督】
「今日のゲームは、両チームが非常に高いテンポで、激しい、素晴らしいゲームをしたのではないかと思っています。もちろんサッカーである以上、どちらかに勝敗、あるいは引き分けという結果がつくわけですけど、こうしたいいゲームをした中で、敗退してしまった我々は、非常に残念な気持ちでいっぱいです。
今日のゲームでは比較的、後ろからの攻撃の組み立ては落ち着いてできていたと思っています。ボールをしっかり動かす中で、前の3人への縦パスは、良く通っていたと思います。ただ、そこからの展開がうまくいかないシーンもありましたし、うまくいっても、ラストパスやシュートの精度が足りなかったと思っています。今日のゲームで違いがあったとすれば、相手の2、3人の選手は、個人の能力で、ドリブルで相手を抜いていける、ボールを運んでいける選手でした。相手の得点シーンでも、少ない人数でフィニッシュまで持ち込んでいます。
我々は、相手を押し込んでいても、ゴール前で決定的な仕事や、個人の能力で1人剥がすことができず、なかなか突破できませんでした。あるいは、シュートまで持っていけても、その精度が少し甘かったと思います。ただ、全体的には、チームとして決して悪いゲームではなかったと思っています。重要なゲームで敗退し、悔しい思いでいっぱいですけど、G大阪戦、広島戦、FC東京戦、神戸戦と、まだまだ試合は続いていきます。反省すべきところはしっかり反省し、次の試合に向けて切り替えていい準備をして、厳しい5連戦を全員で乗り切りたいと思っています」
【質疑応答】
(相手も日程も厳しい5連戦を戦う上で、この結果を受けて何を修正するか、あるいは何がポイントになるか?)
「我々がACLを戦ったことを、言い訳にはしたくはありません。ただ、ACLを戦ったどのチームも、Jリーグで今なお苦戦しています。ACLを戦うことでのチームへの負担は、みなさんが思っている以上なのは、確かです。
非常に厳しい、死のグループと言われたグループステージの戦い、そしてこの間はラウンド16で、FCソウルとの厳しい戦いをしました。その中で今日のゲームも、選手のプレーについてはみなさんもお気づきになられたのかなと思いますけど、我々が思っているよりも、選手たちにかかる負担はまだあるのではないかと思います。
それであるなら、選手を少し入れ替えながら戦うとか、そういったディスカッションが生まれても当然でしょう。
私は監督として、変えるので...

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