2015年09月11日
vs柏 試合後 ミシャ監督・吉田達磨監督(柏)
【ミシャ監督】
「試合を見ていなかった方にとっては、レッズが88分に得点をして勝利した、非常にきわどいゲームだったと思うことでしょう。ただ、ピッチ上で繰り広げられた戦いは、スコア以上にレッズの出来のいいゲームだったと思います。
立ち上がりから、レッズは前からフォアチェックに行き、ピッチ上ではほぼマンツーマンに近い形で、アグレッシブにボールを奪いに行きました。前線に能力の高い、スピードのある選手がいる柏に対し、アグレッシブに前からボールを奪いに行く戦い方は、リスクを伴います。ただ、我々は勇気を持って、前からボールを奪いに行きました。そしてボールを奪ってから、我々の素晴らしいコンビネーションも見られたと思います。
今日のゲームでは、選手のオフザボールの動きが非常に素晴らしかったです。攻撃サッカーでは、ボールのないところでいかに動くかが重要です。今日の選手たちが見せた、ボールのないところでの連動した動き出しは、サッカーをしっかりと見られる知識がないと評価できないでしょう。関根選手はオフの動きが素晴らしく、何回もいい形でボールを受けていました。ただ、彼は今日、ラストパスやクロスの精度がよくありませんでした。そこは来週のトレーニングで求めていこうと思っています。
横浜FM戦、ヤマザキナビスコカップでの新潟との第1戦を続けて大敗し、チームは危機的状況にあると思われていたでしょう。浦和レッズはこのまま崩れるのではないか、と思った方も多かったと思います。ただ、チームは大敗から学び、新潟との第2戦では3-0で見事な勝利を収めてくれました。あのような悔しい大敗があったから、この間の新潟戦、そして今日のようなゲームがあったと、私は思っています。連敗の後の試合は難しいものですが、選手たちは自分たちの悪かったところを見つめ、修正して、今日の試合につなげてくれました。チームにとって、見本と...

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