2015年04月04日
vs松本 試合後 ミシャ監督・反町康治監督(松本)
【ミシャ監督】
「今日はたくさんのメディアの方に来ていただいて嬉しく思います。もしかしたらサプライズの結果を期待していたのかもしれませんし、非常に良いゲームを期待してこられたのかもしれません。この試合に注目していただいたことに関して嬉しく思っています。ただ、そのサプライズの結果まで、際どい戦いになったと思います。今日のゲームも非常に厳しいゲームでした。ここ最近対戦したチームは、守備的に我々のミスを誘ってくるチームでしたし、今日もそうでした。ただ、我々は立ち上がりから落ち着いてゲームをコントロールしながら、相手に圧力を掛けることができました。ボールの支配率もかなり高かったと思いますし、そういう中からボールを動かしてチャンスを作ることができていたと思います。森脇のシュートが幸運なことに入ったのは嬉しく思っています。試合全体を通して見れば、我々が勝利に値するゲームをできたと思います。やはり1-0というスコアは、松本の選手たちが泥臭く戦い、頑張った結果だと思います。もし私が松本の監督であれば、7点や8点を取られたかもしれません。もちろん、 あれだけたくさんのチャンスを作りながら決め切れないということが、もしかしたら明日の報道で出るかもしれませんが、あれだけ引いた相手を崩すのは難しいですし、簡単なことではありません。その中で勝利したということは、褒めるに値する試合だったと思います。昨年を思い返してみれば、我々はサガン鳥栖にホームで0-1で敗戦しました。その試合も、相手の数少ないクロスを豊田選手に決められ、多くのチャンスを決め切れずに敗戦した試合でしたが、負けてしまうと試合の内容は評価されないものです。勝利できたからというわけではなく、もし今日のゲームが引き分けだったとしても、私自身は今日の試合に満足しています。相手をコントロールしながら、自分たちもリスクマネジメントをしながらゲームを進めることができました。狙いとしていた崩しの形もありましたし、最初から最後までコントロールできた非常に良いゲームだったと思います。結果だけではなく、それが伴わなかったとしても良いゲームだったと、私は評価しています。立ち上がりから攻めの姿勢を見せた選手たちに対し、今日のスタジアムに来てくれたサポーターも満足だったのではないでしょうか」
【質疑応答】
(私が松本の監督なら7点、8点と取られたという言葉の意味と、ボールを相手に持たれても良いというチーム作りに対して感じることは?)
「それぞれのチーム、それぞれの監督さんがチームのベストを考えて戦うものです。そういう考え方は、尊重し合わなければいけないと思います。先ほどの言葉の意味ですが、私は物事を簡単に話したくありません。それは受け取った皆さんがどのような意味か考えれば良い...

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