2017年04月11日
vs上海上港 試合後 ミシャ監督・アンドレ ビラス ボアス監督(上海上港)
【ミシャ監督】
「今日は、両チームが本当にすばらしいプレーをして五分に渡り合い、チャンスを多くクリエイトした、すばらしいゲームであったと思います。
後半に入って運動量が落ちてきて、相手に押し込まれるような展開が増えてしまいました。その中で2回ほど、相手にPKを与えてしまったシーンがありました。そして最後は、我々はリードを守り切るような形で試合を終えました。
試合を通して分かったことは、私は日本での12年目のシーズンで、これまでに練習試合やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を通して中国のチームと多く対戦してきましたが、上海上港というチームが戦術的に、これまでに見てきたチームの中で最もオーガナイズされているチームだということでした。中国人のプレーヤーたちをしっかりと指導し、規律・戦術を守らせて戦うというのは、私がこれまで見てきた中では、非常に難しいと思っていました。しかし、中国人の選手も規律・戦術を守りながら、質の高いプレーをしてきていました。その中でオスカル選手やウズベキスタンの代表選手(オディル アフメドフ選手)、エウケソン選手、フッキ選手もプレーをしていればそうですし、規律を守り、戦術をしっかりと理解しながらプレーしています。その意味では、本当に素晴らしいチームとして戦っているチームだったと思います。
もちろん我々は相手に2回PKを与え、それを相手が2回とも外してくれて、我々が勝利できれば、我々に幸運があった勝利だったと見られると思います。私がこれまでサッカーに長く携わってきた中で言えることは、幸運は引き寄せるものだということです。自動的に、上から落ちてくるものではありません。アウェイでの上海上港とのゲームでは、特に1失点目は非常に不運な形で決められましたし、2失点目も、我々のミスからですが、非常に不運な失点をしました。そして今日は相手に2回PKを与えてしまった中で、1本は我々の選手が止めて、もう1本は相手が外してくれました。そうした運もありましたけど、それは選手たちが試合を通してがんばったからこそ、引き寄せたものだと思っています。
このグループステージでは、突破をほぼ手中に収められたと言ってもいいと思います。今後我々がリーグとACLを戦っていく上で、非常に重要な勝利だったと言っていいでしょう。
すばらしいプレーを見せている両チームがノックアウトステージでも...

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