2017年11月26日
vsアルヒラル 試合後 宇賀神・遠藤・柏木
【宇賀神友弥】
「まだ夢なのかなと、現実的ではない気がしています。サッカー選手として一生に一度あるかないかのチャンスだったと思います。毎年のようにACLに出場することができたことは経験にもなりますし、ひとつタイトルを獲れたことは自分にとって大きな出来事だと思います」
(途中交代となったが?)
「最後まで出たかったですが、自分の中では100パーセント出し切ってやった結果、足がつってしまったので、仲間に託しました。
選手全員の勝ちたい気持ちが相手を上回ったと思います。第1戦はアウェイで苦しい時間が多かったですが、第2戦はホームということで前から行こうと、倒れるまで走ろうとみんなで言っていました。ハーフタイムでもまだまだ前から行けるだろうという声があったので、立ち上がりから前から行くことができました。押し込まれる時間もありましたが、90分間みんながハードワークできたと思います」
(今シーズンは監督交代があった中での優勝となったが?)
「第1戦でピッチに向かうときに、ここでチャンスをつかまなければ自分のサッカー人生はもう終わりというくらいの気持ちでピッチに入りました。その結果、第2戦も堀監督が決断してくれたと思うので、いろいろと考えさせられた時期でもあると思いますし、優勝した瞬間はピッチでミシャ(前監督)にしっかり感謝しようという言葉がみんなから出ていました。
自分はミシャが来てからずっと使ってもらっていましたし、解任されたときは自分も責任を感じました。ただ、ACLを戦っていく上で、優勝することがミシャに対する恩返しだと選手の中でも出ていました。この監督交代を乗り越えることは簡単ではなかったですが、みんなのミシャに対する思いが強いことが、このチャンピオンにつながったのかなと思います」
(クラブワールドカップへの意気込みについて)
「アジアチャンピオン枠で出ることはすごいことだと思います。また浦和レッズのサッカーを見せていきたいと思います」
【遠藤 航】
「よかったです。ACLで優勝するチャンスはなかなか巡ってこないと思いますし、チーム一丸となって、今日もしっかりファイトしました。決して、内容にすべて満足しているわけではないですけど、球際の部分だったりとか、しっかり、みんな戦えていたと思いますし、そういう気持ちの入ったゲームはできていたと思います」
(後半30分くらいからは、相手に焦りがあったように見えたが?)
「そこまで感じなかったですけど、相手が1人退場したあたりから、ちょっと長いボールが多くなったりとか、つなごうとしても少し合わないという感覚が、相手にありました。そういうのを見ると、相手のリスクマネージメントとかもバラバラになってきて、攻撃重視になりすぎて、守備のバランスが崩れている感覚はありました。実際に、何回かチャンスにもなっていました。1点取れれば、というところで、もう少し早く取れていればまた違った展開になっていたと思いますけど、結果的には、自分たちの理想としていたゲーム展開だったんじゃないかと思います」
(やっている中で、危ないと感じた時間はあったか?)
「後半の15分くらいになったときには結構押し込まれて、何回かピンチが続いた場面がありましたけど、あの辺は耐え時かな、というところはありました。前半は基本的にうまく守れていて、自分たちがカウンターでチャンスメイクしようとしたところも出せていましたし、カウンターのカウンターみたいなのが一番あぶないかな、というくらいでした。後半も、15分、20分くらいを耐えてからは、落ち着いて守れていたと思いますし、チームとしてしっかり、いい守備からいい攻撃をする、というところは共通意識を持ってやれていたと思います」
(0-0で推移していく中で、このまま行けば逃げ切れる、と感じはじめた時間帯はあったか?)
「チームとしてみんながどう感じていたかは分からないですけど、個人的には、残り10分くらいになってからは、どちらかというと守り切る姿勢を作ってもいいかなと思っていました。退場もあったので、それがしっかり守備をする方向になったのかなと思います。その中でもワンチャンスをラファ(ラファエル シルバ)がモノにしてくれて、雰囲気は最高だったと思います」
(第1戦を踏まえ、前半はプレッシャーに行く位置もかなり高かったが、どんなふうに修正したか?)
「アウェイではどちらかというと、本当に守備的な戦い方をしていました。前から行きたいところはありましたけど、4-1-4-1でなかなかうまくプレッシャーではめられなかったとこ...

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