2023年12月03日
J1 第34節 vs 札幌 試合後 ペトロヴィッチ監督(札幌)
【ペトロヴィッチ監督(札幌)】
「今日のゲームは0-2で負けましたが、浦和は素晴らしいパスサッカーで、これまでに見たことがないようなコンビネーションで勝利したのではないかと思っています。たくさん我々を崩してチャンスもつくったのではないでしょうか。私が浦和を率いていた時代は、そういうゲームがよくできていたと思い出せます。
PKの判定で失点するまでは我々がゲームをコントロールできていたと思いますし、相手を上回る展開をつくれていたのではないかと思います。ハンドの判定でPKになりましたが、シーズンを通してハンドの判定は、何がハンドで何がハンドじゃないかというのはレフェリーの裁量によって変わるという見解を私自身は持っています。今日の試合も、あの状況の中でハンドという判定でPKになりましたが、他の試合の同じようなシーンでは、それがハンドだったりハンドではなかったりと、それぞれのレフェリーの判定なのかそのときの場面なのかは分かりませんが、非常に分からなくなっているというのが今シーズンだったと思っています。
レフェリーがPKの判定をして、VARが介入して、どのようなやり取りが行われていたのかは分かりませんが、VARのほうがレフェリーの判定を尊重していたのであれば、VARが介入する必要はなかったわけです。VARが介入したということは、それがハンドかハンドじゃないのかという判定をVARから見てほしかったのか、あるいはそれ以外の部分なのか、そこはレフェリーとVARの間で行われていたやりとりなのでどういったところが本当なのかは分かりませんが、ゲームの展開を左右する判定だったのは間違いないですし、非常に微妙な判定だったと思っています。
以前もガンバ大阪と浦和のゲームで浦和がPKを得たシーンについて、Jリーグジャッジリプレイでの放送の中では、あれはハンドではないのではないか、という見解を私は見たような気がします。先ほども言ったように、ハンドかハンドではないのか、というのはレフェリーの裁量によって左右されているのが現状だと思いますし、その中で試合を決...
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