2024年08月31日
J1 第29節 vs 町田 試合後 黒田 剛監督(町田)
【黒田 剛監督(町田)】
「国立競技場に約4万9000人のファン・サポーターが集まってくれたことをとてもうれしく思います。もちろん町田のファン・サポーター我々のサッカーに期待をする方々、またレッズのサポーターも含めて、この温かい、いい雰囲気をつくってくれたことに、心からの感謝を申し上げたいと思います。
今日はなかなか勝てなかった国立というステージの中で、2位のサンフレッチェ広島と首の皮一枚というかなり切迫した状態で試合を迎えたので、もちろん気持ちも入りましたし、今日のゲームで何としても勝ちたいという思いは、選手たちにも表れていたと思います。公式記録を見ると17本シュートを打っていますが、なかなかその1本が入らなかった。無人のゴールにフリーの状況でも入らないというところに、プレッシャーもあるんでしょうけれども、シュートを打つスキル、技術のなさと言いますか、それが最後までつきまとってきたゲームだと思います。逆にFKからのトリックプレーや、(チアゴ)サンタナのヘディングシュートも含めて、少ないチャンスではありましたけれどもそれをしっかり決めきる彼らのスキル、技術というものが、やっぱり素晴らしいとも思いました。
我々が悪くても失点2を抑え、得点2で、悪くても2-0で勝たなければならないゲームだったと思いますし、チャンスをもう少ししっかりと決めていれば、また3点4点と取れるチャンスもありましたので、我々にとっては大いに反省すべき試合にもなったと、選手のほうにもその辺を言い聞かせるように伝えてきました。
後半からかなり押せ押せのいいムード、また相手のポゼッションをしっかりと遮断した中で、いいチャンスをつかめていたと思いますし、(オ)セフンや(ミッチェル)デュークのヘディング、あの空間から出てきたいろいろなセカンドボール、ルーズボールをしっかりと我々のボールにしてフィニッシュまで持っていけたシーンもありました。プランとしてはかなりうまくいってはいたのですが、ただただ勝ち点3が遠かったな、という印象です。
あとは、ゲームの中ではPKをもらえるようなシーンもありましたけど、改めて映像で見ても明らかに、というところでなぜPKをもらえなかったのか、というところも含め、少し問いたいところもあります。明らかに抜けきって後ろから引っ張られて倒されているシーンもありましたけど、あれがVARに入っても流される、そういったところは本当に何が正し...
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