2025年02月22日
J1 第2節 vs 京都 試合後 曺 貴裁監督(京都)
【曺 貴裁監督(京都)】
「雪がちらつくこの寒い中、2月の亀岡は京都市内よりも3℃か4℃低いと聞いていますが、足を運んで応援してくださった、ホーム開幕戦を楽しみに見に来てくださったサポーターのみなさんに、心から感謝を申し上げたいですし、浦和さんという素晴らしいチーム、素晴らしいサポーターがいるチームに対して、サンガサポーターも一歩も引かずに声援も含めて応援してもらったことは、選手にとって非常に心強かったと思います。
開幕戦の試合で、いろいろな意味でメディアの人たち、もしくは我々を応援してくれる人たちが、J1の4年目で積み上げがないんじゃないか、5年目でなんとか、という話をチラチラ聞いていましたけれども、積み上げというのは毎試合毎試合勝って積み上げるものもありますが、結果が出ないときも積み上げているところもあります。今日の試合は、長い間自分たちがやってきたことに枝葉がつき、花が咲き、その中で浦和さんという相手に対して引かずに我々を出したというところで言うと、非常にナイスゲームだったと思います。点を取った形、VARで取り消された得点、そして言ってみたら我々のミステイクで取られた失点も含めて、今の我々の現状でやれることは選手たちがやってくれたと思います。
あと36試合ありますが、開幕して2試合目でこれくらいの熱量と内容を相手に示せたということで、非常にポジティブな材料が多かったのですが、それはファジアーノ岡山戦で自分たちを見失ってしまったところからその反省を生かして、選手たちがリバウンドメンタリティーを作ってくれたからだと思います。ここから先、次はアウェイのヴィッセル神戸さんで、リーグをリードしているチームとのアウェイが2回続きます。今日の試合では攻撃と守備、攻から守の切り替え、守から攻の切り替えという4局面で、監督として手前味噌ですけど、全てで上回れたかなという試合になりました。それだけに勝ち点3を取りたかったのですが、選手がJ1で新しい景色を見に行くんだというところで言うと、覚悟の見えた試合になったと思いますし、今日の試合をスタンダードにして次に臨んでいかなければいけません。メンバーを選んでいく作業も含めて、中3日でやっていきたいと思います」
【質疑応答】
(開幕戦と比べてかなり内容が良かったと思うが、ここまで内容がガラッと変わった試合ができた要因は?)
「プレシーズンからいい準備をしていましたが、開幕戦特有の『自分たちを見せよう』というところで少し気持ちがうわずって、自分たちが一番大事にしているところをゼロにして臨む...
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