【岩尾 憲】 (優勝が決まった瞬間の心境は？) 「自分でも経験したことがない歓声と景色と自分の高ぶる感情と、いろいろなことが一瞬に降りかかってきた感覚です」 (最初で最後のAFCチャンピオンズリーグ決勝だと思って闘うと言っていたが、感想はどうか？) 「悔いなくプレーしようと思っていましたし、危ないシーンもつくられましたが、足を止めずに何とか体を張ったり、何とかボールに体をぶつけたり、後悔しないようなゲームにしたかったので、それが結果的にチャンピオンにつながってうれしかったです」 (マチェイ スコルジャ監督も言っていたが、チームを変えずにAFCチャンピオンズリーグ決勝を見据えてやってきて、リカルド ロドリゲス監督のサッカーを引き継ぐこともそのためだと言っていたが、そういったことは優勝に生きたと思うか？) 「前任のリカルド監督からの継続と、それだけではなくてディテールの部分をトレーニングキャンプから積み上げてこられていましたし、J1リーグの結果も含めて良い流れで自分たちも来ている中で、色味の違う試合になりましたし、相手の力も含めて難しい試合になると思いましたが、迷わずに、これはこれで自分たちのゲームだということでバタバタせずに戦えたことが勝利につながったと思います」 (今日はスコアの状況によって戦い方を変えることは想定していたのか？) 「展開次第ですが、基本的には失点ゼロで抑えて点を取ることしか考えていませんでした。0-0のまま進めていくというよりは、自分たちが勝つためにプレーすることに集中していました。それは時間を追うごとに、1点ビハインドなのか0-0なのかで変わっていく可能性はありましたが、試合前からそういったいろいろなシチュエーションを考...

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