【小泉佳穂】 (前半の戦いについてはどう評価しているか？) 「間違いなく、一番キツい45分でした。相手のやり方的に、ボランチがバックライン近くに落ちて枚数を多くしてボールを回すというのは、前回もそうだったので分かっていました。ああなったらFWというか、僕が相手の4枚5枚をうまくコースを消しながら走り回って、ちょっとでも制限するしかないと思っていました。特に今日は向かい風がすごかったのでなかなか押し上げることも難しくて、本当にしんどかったです。(西川)周作さんやバックライン、中盤、全員で前半を無失点で抑えられたことが、優勝できた一番の要因だと思います」 (興梠慎三選手のクロスバーに当たったシュートは、マリウス ホイブラーテン選手が少し運んだところから中で受けて逆に運んで生まれたチャンスだった。あのプレーが初めてくらいに敵陣に行けたプレーで、その後にチームも落ち着いた感じになったように見えたが？) 「あのワンプレーは個人としてもすごく大きなスイッチになりました。強風の影響もあって押し込まれていたのでかなり苦しくて、精神的にも神経質になって普段ならつなぎにいけるところでもリスク回避のために大きく蹴るようなこともあ...

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