浦和レッズは10月3日のサガン鳥栖戦から、2015シーズンの「ALL COME TOGETHER!」を開始した。 「ALL COME TOGETHER!」とは、レッズが初めてのリーグ優勝に向けて邁(まい)進していた06シーズンの秋、「共に闘い、共に頂点へ!」を合言葉として始まった取り組みだ。趣旨としては「シーズンの終盤をホームタウンの多くのみなさんと共に闘い、一緒にチャンピオンを目指したいと思っています。そのため、スタジアム内外でのさまざまな取り組みを行っていきます」(MDP289号＝2006年1月15日付けから)と説明されていた。 この取り組みが生まれる背景には、大きく2つのことがあった。 当時、ホームゲームの入場者は4万人台から5万人を記録していたが、チケットは平日のゲームを除き、毎試合ほぼ6万枚が発券されており、もちろん完売だった。レッズの試合を見たくてもチケットがなくて来られない人が多数いる中で、入場者が発券枚数をかなり下回っているのは残念であり、チケットを持っている人に、ぜひ...

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