3日、2012年のＪリーグ開幕に先立って、FUJI XEROX SUPER CUP 2012が行なわれた。会場の国立競技場では、前座試合として「NEXT GENERATION MATCH」と銘打ちＪリーグ選抜対高校選抜の戦いも繰り広げられた。 昨年、小島秀仁は高校選抜のキャプテンとして、この「NEXT GENERATION MATCH」に出場した。この２月には、今年の同大会のプログラム用に取材も受け、「Ｊリーグ１年目を振り返っての感想は？」という問いに、こんなふうに答えている。 「自分自身は最低限の試合しか出場できなかったと思います。もっと試合に出たい、メンバーに絡みたいという思いです」、と。 「あれから１年……、早かったですね。いろいろなことがあったので」 小島はしみじみとそう口にする。 試合に出られない悔しさを味わった。残留争いの重圧も...

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