2020年12月29日
菊地・清尾・矢内のREDS TALK2020(2)
【菊地】
「今年成長した選手、期待以上の活躍を見せてくれた選手だと誰になるでしょうか? 私は柴戸 海選手は一番手と言ってもいいくらいの成長ぶりだったと思います」
【矢内】
「柴戸選手は一段階上のレベルにいける片鱗を見せてくれたと思います。ただ、そこでケガをしてしまったことが残念でした。柴戸選手には新監督になってからの中心選手になることを期待したいです。特にリカルド ロドリゲス監督の戦術はボランチが重要だということも聞くので、柴戸選手にその役割を請け負ってもらいたいと思います」
【清尾】
「柴戸選手は中心選手になっていかなければいけないという自覚がありますよね。実際に1年目より2年目、2年目より3年目とどんどん伸びてきている。これから伸ばしてほしいのは攻撃面のパスでしょうか」
【菊地】
「今年は縦パスもよくなったと思いますが、もっと期待したいですね」
【清尾】
「今年は年齢的には成長という言い方が当てはまる選手が少なかったとも言えますよね」
【矢内】
「汰木康也選手はそういう表現をしてもいいと思います」
【清尾】
「年齢だと柴戸選手は汰木選手、関根貴大選手と同じ。プロ歴でいうと汰木選手、関根選手は柴戸選手よりも4年長い。だから成長という表現が正しいかどうかはわからないけど、汰木選手も昨年より良くなったことは間違いないですね」
【矢内】
「汰木選手は昨年より成長しましたし、まだ伸びしろがあると思います」
【清尾】
「これからは技術を磨くのか判断を磨くのか、というところだと思います。ドリブルは得意だしスピードもありますし、サイドから抜くときは相手よりも先に出られますが、そのあとに待ち構えているサイドバックやセンターバックに突っ込んで取られてしまうこともありますよね。それでも抜く技術を磨くのか、相手に当たる前にパスを出せる判断を磨くのか。そこで抜くよりもパスを出す方が成功の確率は高いだと思いますが、そこをどうするのか」
【菊地】
「汰木選手は中央に入った際に質の高...
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