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REDS COLUMN
2023年07月30日

苦しい時期を経て、柴戸はまた進化する

表情が晴々しいのは、『海』の季節になってきたからではない。 オフ期間中のことについて聞くと、柴戸 海は「ちょっとネガティブでした」と言った。ただ、ほんの少し前の嫌なことも笑い飛ばしながら話せる。そんな精神状態だ。 オフはなぜネガティブな気持ちになったのか。 今季の出場が限られている最大の原因である負傷もようやく癒え、7月16日のセレッソ大阪戦で8試合ぶり、期間にして1ヵ月強ぶりに公式戦のメンバーに入った。 「体も動くようになってきて、感覚的にも良くなっていました」 しかし、チームはその日の夜に一時解散し、1週間のオフに入った。オフになるのはもともと分かっていたこと。過密な日程で闘い続けてきたチームにとって必要なものであることも重々分かっていた。それでもオフ前最後の試合でベンチに入ったことにより、柴戸はなおさら「サッカーがしたい」という気持ちになっていた。 「『このタイミングで休みか』と、気持ちがネガティブな方向に流れそうになりました」 一人で体を動かすことはできる。ただ、一人で走ってもボールを蹴っても、サッカーでプレーするときとは違うことも分かりきっていた。 「そもそも、少し前まで一人でやり続けていましたからね。あんなに走っていたのに、いざサッカーになると全然動けないということも経験したばかりでした。リハビリで体力をつけることが必要なことは分かっていますが、今の状況で一人でトレーニングしても、フィジカル的なプラスよりもメンタル的なマイナスの方が大きいと思いました」 だから割り切った。チームがオフに入ることと同じく予定として決まっていた家族旅行を楽しんだ。 そもそも今シーズン前半戦の柴戸の感覚は、過去に例を見ないほどに悪かった。怪我が重なり、思うように体が動かない。 「あれ?こんなに動けなかったっけ?」 大原サッカー場のピッチで何度そう思ったことか。 「自分の体ではないみたいでした。精神的にはその時期が一番つらかったですね」 ...


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