前代未聞の闘いが、16日(水)京都サンガF.C.戦から始まる。 ホーム埼スタ5連戦。キャプテンの関根貴大は、2-0で勝利したFC町田ゼルビア戦後、この日程の経験について問われると、「ないですよ。初めてですよ。そんなことあるわけないじゃないですか」と笑いながら話した後、表情を引き締め直し、続けた。 「ホーム5連戦でどれだけ波に乗れるか。それが優勝できるかどうかに大きく関わってくると思います」 関根は同時に町田戦を「前哨戦」と表現していた。違和感はない。国立競技場がまるでレッズのホームゲームだったからだ。 町田のファン・サポーターの声援をかき消すように、レッズのファン・サポーターの声援がスタジアムを包む。 「ほぼホームゲームのような雰囲気」 マチェイ スコルジャ監督もそう表現したスタジアムで選手たちは躍動していた。国立競技場での『ホームジャック』が今季ベストと言ってもいい試合の大きな要因の一つだったことは間違いない。 そして、次節の京都戦からは真のホームゲームが続く。 町田戦までレッズはリーグで最も多い6つのアウェイゲ...

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