フランスでの第38回トゥーロン国際大会、Ｕ－21日本代表の一員として参加していた大谷幸輝が帰国したのは25日だった。その日、16時からの練習が終了した頃、大谷は大原サッカー場のクラブハウスへ顔を出した。チームメートたちから、遠慮のない言葉が飛ぶ。 「おっ、帰ってきたな、失点王！」 トゥーロンで、大谷はグループステージ初戦のコートジボワールとの試合に先発したが、０－３で敗れた。２試合目のフランス戦はベンチスタートだったが、先制を許した直後の前半６分には味方ＧＫが退場処分となり急遽出場、残り時間を10人で戦い、トータル１－４で敗れた。３試合目のコロンビア戦では再び先発したものの、このゲームも０－３で...

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