5月21日、Ｕ－19日本代表の一員として矢島慎也は日本を出発した。南アフリカ・ケープタウンで開催される『ケープタウンＵ20国際トーナメント』に出場するためだった。 日本から香港、香港からヨハネスブルク、そこから国内線に乗り換えてケープタウンへ。トランジットの時間を合わせると、実に28時間という長旅に「もう本当に、行くだけで疲れました」と矢島は振り返る。現地では、ケニア、カメルーン、ブラジル、アルゼンチン、南アフリカの計５ヵ国と対戦した。矢島はフル出場こそなかったものの、体調不良でベンチ外となったブラジル戦をのぞくすべてでプレー、南アフリカとの３位決定戦では０－１からの同点ゴールも記録している。 「初戦のケニア戦と３位決定戦は、ワールドカップでも使用されたケープタウンスタジアムで、そこでやれたのはうれしかったです」と矢...

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