2012年02月01日
最初の洗礼
1月19日の新加入選手会見にはじまり、20日の必勝祈願と大原での初練習、23日から30日までの宮崎での第一次キャンプ。
矢島慎也と野崎雅也の2人にとっては、怒濤の12日間だった。
19日の会見には、クラブスタッフの車で寮から埼玉スタジアムまで送ってもらった。車内では、湧き上がる緊張を抑えながら「コメント、カブらないようにしようぜ」と話しあった。
会見には、2人ともジャージ姿で登場。同席するポポ、槙野智章の2人とくらべると初々しさばかりが目立った。会見中は緊張感の方が強く、プロになった実感を味わう余裕もなかった。
ようやくプロになったと実感するのは、会見に続いて行なわれた、ユニフォームを着てのフォトセッションだった。
「ジュニアユース、ユースのときもトップと同じユニフォームを着ていましたけど―」と矢島。彼が着用したユニフォームの背中には、『29』の下に『YAJIMA』と記されていた。
20日にチームは始動し、すぐにキャンプイン。ほぼ毎日10時からと16時からの2時間ずつハードなトレーニングが行なわれた。
「午前の練習が終わって、午後までに何とか回復して、また練習するという感じで、付いていくのでいっぱ...
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