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REDS COLUMN
2022年02月18日

新たな立場、新たな背番号で創る、新たな歴史

沖縄トレーニングキャンプ中に行われたトレーニングマッチの1シーン。サイドでフリーになった関根貴大が、両手を広げてボールを要求した。 最終ラインでボールを持つのは岩波拓也。正確なフィードは岩波の武器の一つ。出せないはずはない。しかし、岩波は関根を目視しながらも、パスを出さなかった。 「チャンスだと思ったし、それに対して要求をしたのにボールが出てきませんでした」 ワンタッチプレーでチャンスをつくれば、前線からの激しいプレッシングで味方の称賛を受けるなど、気持ちの乗ったプレーを見せていた関根はその瞬間、激昂した。 岩波は「久しぶりに興奮しました」と笑いながらも、冷静に振り返る。 「パスは出せましたが、そこまでいい展開にはならないと思いました。後々に映像を見ても、感想は同じでした」 岩波にも理由はあった。だから、関根の態度には納得しなかったし、言い返しもした。それでも… 「試合中にすぐに謝りにきました。そういうことを試合の終わりまで引きずる選手もいますし、ハーフタイムに言い返してやろうと思っていたんです。でも、すぐに謝りに来てくれた。それはうれしかったですね。関根選手のいいところだと思います」 関根も笑いを含めながら当時を振り返る。 「僕も頭に血がのぼってしまったので、すぐに謝りました。ネチネチするのもよくないと思いましたし、大人の対応ですよ」 トレーニングマッチ後、笑顔で話しながら一緒にホテルに戻る2人の姿があった。 「新加入の選手とか、『よくああいう感じですぐ仲良く話せるね』と言ってきますが、それすらも考えていませんでした」 2人の感覚として共通していたのは、「久々」だったということ。 「基本的に言い合うことはほとんどないですが、あってもいいと思いますし、その後が大事だと思います」 関根の言葉を岩波がかみ砕いて説明する。 「ああいうことができる選手は他にいないと思います。本当に勝ちたい気持ちの表れならいいと思いますし、どれだけあってもいいと思います。それをコントロールする監督がいるので、僕らはピッチ上では思ったことを言い合って、それが勝ちにつながればいいのではないかと思います...


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