鹿児島県指宿市で2月8日から18日までの11日間にわたって行なわれた第二次トレーニングキャンプ。何人かのリハビリ組や短期間の調整組はいたものの、大きなケガをする選手もなく、無事その全日程を終えた。 今回のキャンプは、昨年ほどトレーニングの負荷が高いという印象はなかった。もちろん中1日でトレーニングマッチに臨み、その合間にはきっちりと約1時間半から2時間にわたってトレーニングを行なっているのだから、普段よりも負荷はかかっているはずだが、昨年の指宿キャンプではベースから作り上げなければならず、長時間のトレーニングが必要だった。だが、今年のキャンプでは昨年1年間に築き上げたサッカーのベースがあり、さらにミシャ監督もレッズを率いて2年目で、多くの選手たちの特長やそのキャラクターまで含め理解している。そして、Ｊリーグの開幕よりも1週間早くACLが開幕する日程面なども考慮しているのだろう。 ミシャ監督は選手たちのコンディション状況なども見ながら、トレーニングの強弱をつけ、試合の出場時間も決めていたように感じられた。 その結果、順調にチームは日程をこな...

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