2014年09月19日
担当記者コラム#9「夏場の戦いを経て終盤戦に向かうレッズへの期待と課題」
浦和は首位独走態勢を築きつつある。13日に行われた第23節の清水戦は3試合連続となる4ゴールで圧勝し、2連勝を飾った。勝ち点を47に伸ばし、2位川崎とは4差に広がった。
FIFAワールドカップ ブラジル大会によるJ1中断明けから5勝3分け1敗。8月はやや失点が増え、1勝2分け1敗に終わったが、そのうちの2分けが生きている。8月2日の神戸戦は後半アディショナルタイムに那須のゴールで追い付き、打ち合いになった8月23日のFC東京戦は後半35分の李のPKで同点に持ち込んだ。
負けない戦いの重要性は、残り3分の1になったリーグでより大きくなる。そして浦和の成長と真価が本当に証明できるかは、これからの約2カ月半に懸かる。
ミシャ監督就任1、2年目の終盤戦は、いずれも苦い思い出がある。2012年は第24節から4勝2分け5敗と黒星が先行した。昨季は4勝3分け4敗と勝率5割ながら、ラスト3試合は計12失点で3連敗を喫し、最終順位は6位まで落ちてしまった。
残り11試合。記...
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