2014年09月21日
恩返しがしたい
「あ、楽しそうだな」
大原サッカー場でのトレーニングを見たときにそう感じると、必ず良いプレーをしている選手がいる。ピッチを駆け回ってボールに触り、スペースに走り込む。前へ前へと推進力を出していくその姿は、サッカーをやる喜びにあふれる。全体練習が終わっても、これが友達と言わんばかりに、傍らに必ずサッカーボールがある。そんな選手が、山田直輝だ。
今シーズン、山田は強い決意でスタートしていた。長年レッズを支えた同姓の先輩である山田暢久から背番号6を受け継ぎ、「これからレッズの山田は自分だと示したい」と言い切った。ユニフォームの背番号の下にあるネームを『NAOKI』から『YAMADA』にしたのも、そんな思いからだ。
しかし、それとは裏腹にシーズ...

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