2023年06月16日
彩艶「試合がしたくて仕方ない」
16日、鈴木彩艶が大原サッカー場に帰ってきた。
U-22日本代表活動から戻ってきた直後、特に海外遠征となれば合流初日は別メニューで調整することも多いが、彩艶はこの日からフルメニューを消化。力強い動きや鋭い反応は普段とまるで変わらず、前日に欧州から帰国し、深夜に帰宅したとは思えなかった。ちょっとその辺まで出掛けたくらいと錯覚してしまうほどだった。
トレーニング後の様子も変わらない。こちらの問いかけに対し、いつも通り爽やかで丁寧に応じる。表情からも言葉からも疲れた様子はうかがえない。
「試合に出てそのまま移動でしたが、帰国してまたすぐに試合があります。こういう流れはあまりないので、むしろ幸せです」
今回の欧州遠征では2試合目のU-22オランダ代表で先発フル出場。チームとして勝利こそならなかったが、彩艶は欧州の強豪に失点を許さなかった。
「チームや相手が変わってもレッズで取り組んでいることをいつも通りやることを意識してプレーしました。相手のことを分析した上でのプレーでしたが、相手が変わったから何かが変わるということもありませんでした」
U-22オランダ戦で発揮できたと実感しているのは、どんなプレーなのか。
「まずキックでチャンスをつくったことは、Jリーグのチームだと僕のキックが飛ぶことを知っていると思いますが、相手は分からないのでチャンスをつくることができたと思います。キックという武器を出すことはできたと思います」
地面に置いたボールを前線まで飛ばしたキックは味方につながり、ゴールになってもおかしくないチャンス...
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