2014年01月04日
名実ともに輝け
『走るファンタジスタ』というキャッチフレーズを聞いたことがある。柏木陽介のプレーぶりを評してのものだ。
豊富な運動量を持ち、泥臭い仕事であっても厭わずにする選手だ。自身も「自分を守備の場面で戦えない選手だとは思っていない」と自負する。その走れて戦えるプレーぶりを見れば、いわゆる『ファンタジスタ』というイメージだけのプレーヤーではないのは明らかだ。
それでも、「このチームのパサーは俺やと思っている」と、プライドをのぞかせる。
その言葉通り、『アシスト』と呼ばれるラストパスを成功させた数が非常に多い。左足からの長短に渡る正確なキックが、レッズの得点力を支えてきた。DFの那須大亮にゴール数で上回られたことを「立場がない」と言いながらも、「俺が蹴ったボールから決まっているのも多いので」と、笑う。実は、リーグ戦...

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