30日、前日のナビスコカップ横浜F・マリノス戦に出場したメンバーはクールダウンのためサイクリングに出発、大原サッカー場のピッチに残ったのは３人のGKと12人のフィールドプレーヤーたち。チームの半数が不在になったにも関わらず、ピッチでのトレーニングは活気に満ち溢れていた。 そのエネルギーの発信源は、日本代表としてワールドカップ予選・バーレーン戦を戦い、戻ってきた闘莉王だった。ウォーミングアップでのパスのトレーニングでは、よく通る大きな声でチームメートの名を叫び、積極的にボールを呼び込む。ショルダーチャージ合戦では、「ヨシヤ！やろうぜ！」と西澤代志也を誘い、無邪気さと負けん気の強さを発揮して西澤を吹き飛ばす。ピッチに転ばされた西澤は、思わず苦笑いだったが、...

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