2023年07月07日
優勝のために果たすべきリベンジ
FC東京の印象を聞かれたマチェイ スコルジャ監督は、その答えを締めくくる際に自らこう発言した。
「私にとってJリーグの最初の試合になったあの試合をまだ覚えています。0-2の敗戦でした。私にとってもリベンジの場になります」
前節のサガン鳥栖戦もリベンジマッチだった。AFCチャンピオンズリーグを制した4日後と心身ともに難しい状況で臨んだホームゲームで敗れたが、今度は中2日で飛行機移動も伴うという厳しい条件で見事に勝利。タフな状況で前半戦のリベンジを果たした。
同じ相手に同一シーズンで2度も負けられない。どこが相手でも結果に応じた勝ち点に変わりはないが、仮に次節以降で全勝して優勝しても、FC東京に「俺たちは負けてないから」と言われるのは釈然としない。
チームは第15節 京都サンガF.C.戦から連勝した後に3試合連続で引き分けたが、湘南ベルマーレ、サガン鳥栖に連勝した。引き分けが続いた中で課題とされた得点も2試合連続で複数奪い、チャンスの数も増えている。
マチェイ監督は「夏の中断期間までに上位との差を詰めることが目標」と言い続けてきたが、名古屋グランパスと横浜F・マリノスが直接対戦することから、勝利すれば自分たちより上位のチームとの勝ち点を縮めるのは確実。2位浮上の可能性もある。
「負けたらもうおしまいという危機感がみ...
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