５日、セレッソ大阪戦後半のアディショナルタイム、青山 隼はピッチに立った。 ４月24日、名古屋グランパス戦以来の出場だった。そもそも、ベンチ入りしたのも、このグランパス戦以降初だった。 「マルシオが出場停止だったり他の選手がケガしていたり、そういうチーム事情は当然、分かっていました」 だから、自分にも試合のメンバーに入る可能性がいつもよりは高いことは分かっていた。 「でも、そういうことに一喜一憂せず、とにかく毎日同じように頑張ろうと思ってやっていました」 青山は、そう語る。 大阪長居スタジアムのピッチで、チームは２－１でリードしていたが、押され気味だった。選手交代はすでに２人行なわれており、青山は自分と共にウォーミングアップするメンバーを見渡し、「最後の１人はヤマさんかな…...

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