埼玉スタジアムのピッチにひざまずいて咆哮。そして目を閉じてゴールの味を噛みしめた。李 忠成の浦和レッズ加入後初ゴールは、4月2日のヤマザキナビスコカップ予選リーグ第2節大宮アルディージャ戦の貴重な先制ゴールとなった。 「何事も一歩目というのはすごく大きなこと。浦和レッズでの一歩目というのがすごく嬉しい」。その足跡は、ハッキリと刻まれた。彼にとって、本当の意味でレッズの一員になったと実感する忘れられない1日となった。 宮崎トレーニングキャンプの途中からチームに合流して以来、彼の口から『結果』の2文字を何度聞いたか分からない。ミシャ監督の求めるコンビネーションプレーを理解、実践しながらも、「...

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