いよいよ王手、というところまできた。 浦和レッズは関根貴大の決勝ゴールで横浜F・マリノス戦を制し、11月22日(土)のガンバ大阪戦で勝利すれば、2006シーズン以来のリーグタイトルを手にすることができる。 ミシャ監督は「サッカーを楽しむこと」を常に強調してきた。それもあってか、今のレッズは非常に明るいチームだ。大原サッカー場でのトレーニングでは、まずピッチに出てきた選手がリフティングゲームを始める。そこからウォーミングアップ、ボール回しに至るまで、選手たちの輪からは笑い声や明るい声が絶えない。特に、試合に多く出場している20代後半の選手たちを中心に、和やかな雰囲気でトレーニングが進んでいく。 もちろん、楽しむのは大事なことだ。だが、選手たちも人間である以上、そういったものが少し...

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