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REDS COLUMN
2020年05月03日

リターンコラム(7) いると安心するという個性。青木拓矢はレッズのセキュリティ担当

編集長×編集長 リターンコラム 「REDS TOMORROW」の矢内由美子編集長と、「オフィシャル・マッチデー・プログラム」の清尾 淳編集長が、今季のレッズについて楽しみにしていることを、2人でやり取りします。 【矢内編集長から清尾編集長へ】 今年1月に行った沖縄キャンプ。トレーニングマッチの準備をするチームの輪から離れて、ピッチ端のエリアでトレーナーと1対1でボールを蹴っている武藤雄樹がいたので、近くにいってじっくりと見た。 最初はインサイドで軽くパスを転がすように蹴りながら、徐々に距離を伸ばしていく。慎重に慎重を重ねながら蹴っていることが分かる。 清尾さんも書いていたが、昨10月の右肩関節脱臼の手術後に「全治4ヵ月」とアナウンスされたときは、『上半身なのに、意外にかかるものなのだな』と思ったものだが、沖縄での様子を見て、なるほど、と思わずヒザを叩いた。 最初はトレーナーから「いいよ」「そう」と声が掛かっていたのだが、強めのキックになってからは上半身の動かし方に修正が入っていった。 キックモーションに入るときの右肩の開き具合や腰のひねり。右足を振り抜いた後の戻し方や肩のたたみ方。下半身と連動するタイミングまで実に細やかにチェックされていた。 普段は無意識のうちに忘れているが、足でボールを扱う動き...


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