今回はリカルド ロドリゲス監督がサイトメンバーズだけに答えたインタビューをお届け。週に一度行われている定例会見ではどうしても数日後に控える試合の話が中心になるが、現在のチーム状況や今後についてはもちろん、リカルド監督の普遍的な考えや指導、アイデアや理想などについて聞いた。全2回でお送りするので、ぜひ最後までご覧ください。 (本日はよろしくお願いします。普段の会見とは異なり、インタビューということでストレスはないか？) 「ストレスはありません。普段の記者会見でもストレスを感じたことはありません。87分になって1-3で負けているのはストレスです(笑)」 (87分になって1-3で負けているというのは、YBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦 川崎フロンターレ戦のことだと思うが、あのときはストレスを感じていた分、同点に追いついて準決勝進出を決めた喜びも大きかったのではないか？) 「それもありますね。大きな喜びを感じました」 (8月は連戦が続いて監督もかなりの疲労があったのではないか？) 「私自身は運動をしながら、できるだけ落ち着いて過ごそうとしていました。8月がハードな1ヵ月になることは最初から分かっていましたし、スタッフや選手、全員が大変だったと思いますが、うまくいったと思います。(北海道コンサドーレ)札幌戦と湘南(ベルマーレ)戦の引き分けを除けば、全て良いと言える結果を残せました。 今シーズンの残り3ヵ月の期間もこのような成績を続けていくことが重要ですが、いろいろなことが懸かっている時期でもありますので、集中力やエネルギーがこれまで以上に必要になる時期かもしれませんが、『本当に良いことはこれから』という感じです」 (連戦の時期は、たとえば誰を起用するか、どんな戦術で戦うかなど、考えることが多かったのではないか？) 「運動も大事にしますが、睡眠や食事もしっかり取り、瞑想を行ったりもします。そうすることによって、メンタルの状態が良くなり、落ち着いていろいろな判断を下すことができます。監督の仕事は判断することだと思いますし、日々たくさんのことを判断していかなければいけません。そのためにも、先ほど言ったようなことを行っていきながら、すっきりした頭で判断を下そうとしています。私の仕事の良し悪しは判断次第だと思っています」 (監督の仕事ということだが、判断するということが最も大変なのではないか？) 「確かに判断を下すことが一番難しいことだと思いますが、重要なのは自分が納得してい...

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