31日10時からのトレーニング、大原サッカー場は前日の肌寒さから一転、快晴に恵まれて暑いくらいの陽気が照りつけていた。 しかし、好天とは裏腹にピッチ上には元気がなかった。 前日のヤマザキナビスコカップ第5節清水エスパルス戦での敗戦も響いていただろう。先発メンバーのほとんどがサイクリングに行ってしまったため、トレーニング人数が少なかったこともある。いつもウルサイくらいの達也がエスパルス戦での負傷により不在ということも、『賑やかな雰囲気』という点で、大きく影響を及ぼしていた。 山岸範宏はこう語る。 「結果が出てない苦しいときだと、同じことをしていても、どうして...

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