約2週間ぶりの公開トレーニングとなったこの日、大原サッカー場は文字通り不安定な天気となった。 雨が降ったりやんだりすることはそう珍しくもないことだが、晴天から曇り空になったと思いきや豪雨になり、また晴天になったと思えば豪雨…と晴れと曇りと雨を全て網羅するような天候だった。 オフ中に誕生日を迎えたアレックス シャルクを祝福した後に始まったトレーニング。チームは天候に左右されることなく、集中して励んでいた。 フィールドプレーヤーは有酸素系のトレーニングやミニゲームを実施。有酸素系のトレーニングは、ランニングでピッチを半周しながら、ステップやスラロームやジャンプ、ボールコントロールなど、さまざまな動きを入れていく。休むことなく動き続けるトレーニングに集中している様子だった。 その横ではGKチームが見るも恐ろしいトレーニングを行っていた。左右に転がされるボールを10本連続でセーブ、さらにジョアン ミレッGKコーチの浮かせたシュートを連続でセーブ、それぞれ2セットずつ。飛んで...

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