2020年10月15日
トレーニング後 槙野
【槙野智章】
(3連敗した後に明治安田生命J1リーグ 第21節 サガン鳥栖戦で4試合ぶりに勝利し、昨日の柏レイソル戦も1-1の引き分けながら良い内容のゲームができたと思う。チームが良くなっているという実感はあるか?)
「確かにチームは連敗していましたが、連敗の中でも自分たちが前に進んでいるという感触はありました。敗戦の中から『自分たちがどの方向を目指していかなければいけないのか』というところで選手間ミーティングを開きました。選手が今思っていることや個人個人がどういう考えでやらなければいけないかということを正直に話し合いました。
鳥栖戦は勝ちましたし、昨日は結果は付いてきませんでしたが、自分たちがやろうとしていることに関しては今季のベストゲームだったのではないかと僕個人としては考えています。僕もそうですが、選手各々がSNSで『負けの中でも収穫があった』、『前進している』という言葉を発していましたが、自分たちが目指すサッカーから少し変わりつつある中、3年計画と言われる中での1年目の後半になってですが、試合をとおして前進していると感じています」
(槙野選手も先発に戻ってから安定したパフォーマンスをしつつ、ここ最近はさらに調子を上げているように見えるが、自身の実感としてはどうか?)
「もともと求められている守備もそうですし、攻撃の第一歩としてアイデアを出さないといけないということを考えれば、ここ数年は求められていなかった攻撃の部分も出せているのかなと思っています。昨日の試合に関して言えば、攻撃の第一歩としてパスもそうですし、ドリブルも思う存分出せたと思います。あとは結果と形のところでゴールまで結び付くようなプレーを出していければいいなと思っています」
(2試合アウェイでの試合が続き、18日のベガルタ仙台戦でホームに戻る。埼玉スタジアムの収容人数が約24,000人に増える試合でもあるが、試合に向けての意気込みは?)
「自分たちが今季やってきている中で、アウェイでの勝率が高いことは自分たちでも分かっていますし、ホームでの勝率が悪いことも分かっています。お金を払って、時間を割いて来ていただいているレッズのファン・サポーターの方たちのためにもホームで勝ち点3を取ることもそうですし、『また行きたい』と思ってもらえるような内容を出さないといけないと思っています。
ホームでなかなか点が取れなかったり連敗が続いている中で、仙台戦はまたファン・サポーターの方々に向けて信頼を取り戻すためのいいきっかけとして、自分たちが前進しているというところを見せないといけないと思っています。お客さんの人数が少しずつ緩和されているということなので、たくさんの方に見ていただきたいですし、そういう試合内容と結果を出したいと思っています」
(センターバックの組み合わせが変わる中で槙野選手はディフェンスリーダーの意識を高く持っていると感じるが、実際の意識はどうか?)
「今季は僕もそうですし、組む相手が毎試合変わってきている中で、自分の良さを出すためには横の選手とのコンビネーションもうまくいかないといけないと考えています。個人で守ることよりもグループで守ることを意識してやっています。(大槻 毅)監督からは『守るだけ、攻撃をすることだけが槙野の仕事ではない。声を出すこと、全体のオーガナイズを取ることがあなたの仕事です』と言われていますので、自分に置かれている状況と自分が求められている仕事をしっかり整理して試合に臨めていることは良いと思っています」
(昨日の柏戦は前からはめこむ守備とコンパクトなブロックを引く守備のメリハリがよく取れていたと思うが、どんなところに要因があったのか?)
「僕だけではなくてキャプテンの西川(周作)選手を中心にしっかり守ることもそうですし、宇賀神(友弥)選手が帰ってきたので、試合中にコーチングができる選手が増えたことはポジティブな要素が含まれているかなと思います。あとは...
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