2019年12月04日
トレーニング後 森脇
【森脇良太】
(昨日退団が発表されたが?)
「残念ですよね。僕自身が望んでいた結果ではないですけど、クラブが決断をしたということで、僕自身はそれを受け入れるしかなかったです。感謝の思いでいっぱいです」
(退団を告げられたときは、どんな思いが頭の中を巡ったのか?)
「感謝の気持ちが一番です。このクラブで、まさか自分が7年間もプレーできると思っていなかったので、そういった意味では、非常にお世話になったという本当に感謝の気持ちしかなかったです」
(クラブに対して、何も残すことができなかったと発言していたが、みんなそう思っていないと思うが?)
「もっともっとレッズに何かを残したかったなと、それはタイトルを含め、いろいろな形で貢献したかったと思います。僕の自己評価としては、何も残すことができなかったんじゃないかなと思っています。そう言っても仕方ないですけど、自分の中でこの7年間は精いっぱいやってきました。振り返ってみれば、もっともっとできることはあったかなと思います」
(今年、序盤は試合に絡めず、その途中には、クラブから世代交代という言葉を聞きながらプレーしていたと思うが、そんなふうにこの1年を過ごしてきたのか?)
「ただ単に世代交代と言われるのは、やっぱりベテランの選手は悔しいというか、それは実力が低下しているか分からないですけど、これは強がりかもしれませんが、まだまだ負けていない、という思いがあった中で、多くの人から世代交代、世代交代と言われるのは、正直な気持ちとしては、歯がゆい部分はありました。プレーを見てからいろいろな評価をしてほしいと思いますけど、それもサッカー界で生きている中で、年齢を重ねれば重ねるほど、そういう話題が降りかかってくることは普通のことなので、何一つ驚きはないです。まだまだ負けていないという思いを抱えながらずっとプレーしていました。それは、今後もその気持ちは持ち続けて、自分が現役生活を終えるまでは、その情熱は持ってプレーしていきたいと強く思います」
(プレーのみならず、ポジティブなものももたらしていたと思うが?)
「僕自身思っていることは、この浦和レッズというすばらしいクラブで、このエンブレムを背負ってプレーしている間は、どんなことがあっても、チームのためにピッチの上で血を流してでも戦っていきたい、と、チームに少しでも貢献していきたいという思いがありました。それは試合に出ているときであろうが、出ていないときであろうが、その気持ちは変わらず持ち続けたいなと思っていました。もちろん出ているときはうれしい気持ちで戦いますけど、試合に絡めないときは、やっぱり悔しい気持ちは持ち...
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