2022年05月04日
トレーニング後 岩波・木原
【岩波拓也】
(3年ぶりに出場したAFCチャンピオンズリーググループステージを振り返ってどうだったか?)
「僕たちより厳しいグループはあったと思いますが、久しぶりにACLだなと感じるところも多々ありました。今年はACLを経験してきていない選手が多いですし、大邱FCを除いて相手の質が少し低かったこともありましたが、自分たちに必要な自信につながりました。特にゴールを多く得られたことは良かったと思います。何より僕たちも厳しいと感じた遠征にファン・サポーターの方々がたくさん来てくれていましたし、熱い応援をしてくれていました。大邱FCに2試合とも勝てなかったときはすごく申し訳ない気持ちになりましたが、何とかグループステージ突破を決められて良かったです。次もジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)という強豪ですので、楽しみです。この3週間で怪我人以外は全員が出場しましたし、チームとして底上げができたと思いますので、これからのJ1リーグにつなげていきたいです」
(今日のトレーニングでも安居海渡選手や松尾佑介選手が生き生きプレーしている印象だった。チーム内でもそういう雰囲気は感じているか?)
「試合に出てコンスタントに活躍することは自信になります。特に若い選手はそうですし、名前を挙げられた選手はゴールも取っていますので、確実に自信を付けて帰ってきたと思いますし、チーム内の競争がより一層激しくなるとACLを通して感じました。いい経験になったとは思いますが、J1リーグになれば相手の強度も違いますし、柏レイソル戦は難しい試合になると思っています。相手の強度ががらっと変わりますし、ハーフウェーラインまで簡単にボールを運ばせてくれないと思います。今回のACLの相手はレッズがボールを持てば下がってブロックを組んでいたので、そこからの攻撃という課題は出ましたが、J1リーグに戻ると前から奪いに来るチームもあれば、もっと強度が高いチームもありますので、そういう相手にも対応ができるようにしっかりと準備をして試合に入らなければいけないと思います」
(これまでのACLは厳しい試合を戦ってJ1リーグで余裕を持てる印象があったが、今回は逆になってしまったのではないか?)
「2019年は中国勢もすごく強かったですし、アウェイで手も足も出ないような状況で帰ってきて、ホームで倒すという流れもありましたし、難しい試合もたくさんありました。ACLで自信を付けてJ1リーグもしっかり戦うという流れになりつつありましたが、今回は難しい試合は少なかったですし、だからこそJ1リーグの1試合目は僕たちにとって重要だと思います」
(J1リーグは先に試合を消化していたため、ACLを戦っている間に順位が下がったという形だが、現状をどう捉えているか?)
「難しい状況に変わりはありませんが、10試合を終えた時点では首位と12ポイントしか離れていない状況...
続きはサイトメンバーズ(月額330円/税込)にご登録いただくことで、お楽しみいただくことができます。
続きはサイトメンバーズ(月額330円/税込)にご登録いただくことで、お楽しみいただくことができます。