【安居海渡】 (2024シーズンのJリーグYBCルヴァンカップが始まるが？) 「初戦に勝利し、チームとして勢いに乗りたい試合になりますが、カテゴリーが異なる相手との対戦は、リーグとはまた違った難しさがあると思っています」 (具体的にはどこに難しさを感じるのか？) 「まずは試合に臨む自分たちのメンタル面も重要になります。相手がJ2だから、J3だからといった考えや気持ちで試合に臨むと、足元をすくわれてしまう。また、プレー面においても、余裕があると思ってしまうと、相手にスキを見せてしまう結果になってしまいます。そうした奢りや油断をなくして、試合に臨まなければいけないと考えています」 (天皇杯を含めて、カテゴリーが異なる相手との試合経験が生きるのではないか？) 「僕自身は、そうした過去の経験がプラスになると捉えています。チームの全員が同じ心構えで試合に臨めるように、足並みをそろえる必要がある。そうしなければ、死に物狂いで戦ってくる相手を、跳ね返す力も発揮できないと思うので」 (ルヴァンカップへの価値や思いは？) 「個人的にも、この大会に懸けるおもいやこの大会の価値は非常に高いと考えています。また、自分も含め、リーグで出場機会を得られていない選手にとっては、試合に出るチャンスでもある。天皇杯もそうした機会の一つですが、今季はその機会がこのルヴァンカップしかないので、チャンスを生かしたいと思います」 (初戦はタイトルを目指す一歩になるが) 「昨季もルヴァンカップでは決勝に進出して、勝利できればタイトルを獲れる状況でしたが、そこで敗れて僕らは優勝を逃してしまった。その苦い記憶があるからこそ、今季はタイトルを手にしたいと思っています」 (昨季のルヴァンカップ決勝の話題が出たが、あの敗戦は自分のなかにどんな悔しさとして残っているか？) 「決勝戦はスタートから出場できず、僕自身は後半からピッチに立ちましたが、優勝したかったというおもいと、試合の最初からピッチに立ちたかったという思いが残っています。そこは自分の実力が足りなかった結果だと感じているので、今季はすべての試合に出場して、優勝を勝ち獲りたいという気持ちでいます。ただ、昨季のこと...

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