2023年02月13日
トレーニング後 ショルツ・大久保
【アレクサンダー ショルツ】
(副キャプテンに選ばれたが、どのようなチームにしていきたいと考えているのか?)
「キャプテンや副キャプテンにはいろいろなスタイルがあり、各々違うと思います。昨季から自分のプレー時間やパフォーマンスでリーダーシップを取っていたところがありますので、そこまで大きな違いはないと思います。ただし、日本のキャプテンシーとヨーロッパのキャプテンシーでは多少異なります。直接的かどうかというところだと思いますので、それを植え付けていければと思っています」
(今までキャプテンや副キャプテンを務めたことはあるのか?そういう役割で自分を出す自信はあるか?)
「ユースのころにキャプテンをやっていたり、U-21デンマーク代表では副キャプテン、ベルギーのスタンダール リエージュでも1シーズン、キャプテンを務めました。そのような経験はしっかりとあります。デンマークのチームでも副キャプテンを務めていました」
(日本のキャプテンシーとヨーロッパのキャプテンシーでは多少異なるという話だったが、もう少し具体的な違いは?)
「大きな違いというと、声を大きく出したり、叫んだり、ヨーロッパではきつい言葉を言ったりもします。日本では考えられないようなきつい言葉を言ったりもします。あとはオン ザ ピッチとオフ ザ ピッチの役割の違いも大きくあります。日本のリーダーシップを変えるというまでは言いませんが、先ほども言ったように直接的なところを少し植え付けたいと思っています。これから始まるので自分がどのように反応するかも見たいですし、キャプテンは酒井宏樹選手なので、酒井選手のやり方を尊重しながら、自分もしっかりと務めていきたいです」
(マリウス ホイブラーテン選手が合流して1週間余りが経ったが、彼のチームへのなじみ具合や一緒にプレーしてみての感覚はどうか?)
「しっかりと適合できていると思います。メンタル面でも非常に良い状態だと思います。彼にはハングリー精神もありますし、マインドがオープンなので、個人的にも彼が今後どのように変化していくのか楽しみです」
(トレーニングではDFとして大久保智明選手と対峙することもあると思うが、アタッカーとしての彼の良さはどんなところか?)
「彼はすごいドリブラーです。直接的なドリブラーです。僕も時折1対1で抜かれることもあります。彼にもっと必要とされることは、ゴールやアシストといった数字だと思います。彼も今年が3年目ですし、もっと輝けるチャンスだと思います」
(マチェイ スコルジャ監督が就任し、前線からさらに激しくプレスをかけ、ディフェンスラインを高くするトレーニングをしていると思うが、それでも背後でやられないために個人やチームとしてどんなことが必要だと考えているか?)
「マチェイ監督はそのような戦術を伝えてはいますが、我々の個の力もより要求されていると思います。ハイプレスをしながらDFとしても早めにプレスをかけにいかなければいけませんが、かなり個の能力を要求しながらも、90分それを続けていくのは難しいですし、タイミングが重要だと思っています。これからシーズンが始まりますので、試合を重ねていくにつれてどのようになっていくか見えてくるでしょう」
(J1リーグ開幕戦に向けて、手応えを感じていることとあと5日で詰めていきたいと考えていることは?)
「シーズンがまだ始まっていませんので、いい部分はまだお伝えできませんが、向上すべきところはたくさんあります。まずはしっかりと謙虚に、そしてハードに戦い、メンタルをもっと向上していかなければいけません。チームを良くするためには勝ちを重ねていくことが全てだと思います。昨季の開幕戦、京都サンガF.C.戦では勝利をつかめませんでしたの...
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