今年8月、サガン鳥栖から浦和レッズに完全移籍で加入し、約3ヵ月が経過した。先発出場は、まだヴィッセル神戸戦(9月28日)の1試合のみ。残り5試合は途中出場。長沼洋一は現状に納得はしていないが、心は落ち着かせて練習に取り組んでいる。 「自分のできることをする。いまコンディションは良いですし、練習でも良いプレーはできています。訪れたチャンスをものにできるかどうかは大事ですが、気負わないようにしているんです」 プロ9年目の27歳。サンフレッチェ広島のアカデミーからトップチームに昇格を果たしたが、期限付き移籍でJ2リーグのクラブを約3年半渡り歩いた。満を持して広島に復帰したものの、また苦労を重ねた。昔は思うように出場機会をつかめず、イライラを募らせる...

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