2014年09月30日
アジア大会での悔しさを糧に
韓国の仁川で行なわれている『第17回アジア競技大会(2014仁川)』。連覇を目指して戦ったU-21日本代表は、9月28日の準々決勝でU-23韓国代表に0-1で惜敗し、ベスト8で姿を消した。
日本は、ロングボールを多用するホスト国の韓国を相手に、前後半を通じて押し込まれながらも全員守備で耐え、後半42分のPKによる1失点のみという内容。少ないチャンスで1点を取っていれば、あわよくばの勝利も期待できただけに、惜しまれる敗戦だった。
誰もが無念の表情をあらわにする中、試合後の取材エリアでひときわ悔しそうだったのが矢島慎也だ。日本が作ったチャンスは実質2度ほどしかなかったのだが、それはいずれも矢島に訪れた好機。「あれを決めていれば…」との悔いは大きい。
最初の好機は、試合開始から間もない6分に訪れた。4-2-3-1の左サイドハーフとして先発出場した矢島は、中央からの崩しでペナルティーエリア内に侵入。しかし、ゴール手前で相手につぶされた。
そして、この日最大の決定機となったのが77分だ。右サイド深くからの折り返しのパスをペナルティーエリア内でフリーになって右ボレーで合わせた。正確な技術でしっかりミートしてのシュート。しか...
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