2012年10月24日
『ボールを蹴って、人生を変えた男たち #3』山岸範宏 第3回
【縁を感じた11月19日】
子供のころは、サッカー選手になるという夢を僕も持っていました。でもJリーグが始まったのは中学3年生のときでしたから、もう考えも現実的になっていますよね。当時のGKで言うと、松永成立さん(当時横浜マリノス)や菊池新吉さん(当時ヴェルディ川崎)、レッズだと(土田)尚史さんですが、その人たちと自分を結びつけて考えることはなかったです。Jリーグというのは自分がやるものではなく見るものだと受け止めていました。
そんな僕がJリーガーになった転機は大学にありました。
大学の新1年生には清水商業とか徳島市立とか、サッカーでは全国に名だたる高校の出身者が多くて、本当にこの中でやっていけるんだろうか、という気持ちになりました。そんな不安を抱いたのは初めてでした。でも試合には1年生のときから出してもらいました。
プロになる道が見えたのは、2年生のとき全国大学選抜に選ばれて、翌年ユニバーシアー...

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